この記事のリンクには広告が含まれています

専門職がコーヒー焙煎→ネット販売を始めてみて気がついたこと・良かったこと

私は元々専門職で働いておりまして、欲言えば好きなその仕事だけに打ち込めて、悪くいえばそれでしか稼げないような感じでした。今でもメインはその専門職(医療系)で、そのお陰で食べてこられたので本当にありがたいのですが、今コーヒーネット販売もやってみて改めて良かったなと思うことがいくつかあります。今日はそれについて解説をしてみたいと思います。これからコーヒーネット販売をお考えの方は是非参考になれば嬉しいです。

持っていなかった視点を持つことができる

私がコーヒー販売をしてみたいと思ったのは、単なる好奇心ではありましたが、やっていくと思いがけない心境に陥ることがありました。「なにかを作って売る」という過程にはなれない作業が満載でした。書いてみましょうか。

  • 仕入先を決める(コーヒー豆、包装紙など)
  • 焙煎したり作業する場所を決める、用意する
  • 販売する品種を決める
  • 販売する形式(豆?粉?バッグ?)を決める
  • デザインやロゴを決める
  • 印刷方法を決める→自分でやる?外注?
  • 必要な資格を取得する(コーヒーネット販売の場合は食品衛生責任者講習を受ける)
  • インスタなどSNS活用法を考える
  • 販売するためのショップを選ぶ
  • SNSに投稿したりする
  • 確定申告の処理

まだまだありそうですが、ぱっと思いつくだけでもこれだけあるわけで、私にとっては全て初体験でした。もちろん日々慣れていくわけですが、最初は大変っちゃあ大変。でもこれらを通して商売することの大変さは身に染みました。呑気に暮らせるのはこれに全てをかけていないからであって、それでも例えば自営で頑張っている店を見る目も変わりましたし、いい意味で色々なことを割り切れるようになりました。これまでは仕事に考えを持ち込みすぎて疲れていましたが、商売たるもの、そこに思い入れなんていれずに、かってくれた人には感謝をし、買ってくれなくても気にせずに過ごす。当たり前なんですが、これは私にとっては大きな気付きでした。

楽しい

コーヒーを焙煎する、包装する、発送する作業が好きなので楽しいです。何かを作り形にする、ということが好きな方は楽しいと思います。さらには豆による違い、焙煎方法を研究することも楽しいです。ブレンドを考えるのも面白い。

まず、焙煎時の楽しみとしては五感を刺激してくれる、焙煎に集中して余計なことを考えずに済む、といったところでしょうか。音、匂い、見た目の変化が感覚を刺激してくれます。

包装時には、「きれいに仕上げたい!」という欲求とそれが満たされたときの喜びが最高です。デザインも自分で決めたものならなおさら嬉しいですし、満足感高いです。

マニアックな趣味みたい

これはマニアック思考が好きな方におすすめしたいポイントですが、当然ながらコーヒーについての知識がマニアックになります。生産国はもちろん、生産方法や味わい、焙煎、淹れ方についての知識が自然に身につくので、自己満足的にもかなり満たされます。コーヒー好きでマニアックな知識欲求の強い方には嬉しいポイントです。

人へのプレゼントを自分で用意できる

当店ではギフトをご用意していますが、人に贈り物をしたいときに自分で作れるのは嬉しいです。心を込めて作ることができますし、自分の好きなようにデザインもできます。相手もコーヒー好きならきっと喜んでくれるでしょう。

話のネタになる

コーヒー好きな人は結構多いので、「私焙煎してますねん」って言うと多くの人は食いついてくれます。焙煎して販売している人って多いんですけど、かと言って身の回りに多いかというと決して多くはないんですよね。「え!?焙煎してんの?」みたいな反応が得られ、それが話のネタになったりするので面白いです。

まずは副業的に始めるのがオススメ

人生をかけてやってみるのも良いかとは思いますが、そうもいかない人が多いと思うので、副業的にぼちぼち始めるのがオススメです。コーヒー販売のいいところは食品衛生的な資格以外は何もいらないというところ。大きな焙煎機が用意できなくてもいいわけです。自分用に焙煎してその続きで売ってみる、位のテンションでもOK。心配しなくても最初は全く売れないので(笑)まずはやすい価格で身近な人に買ってもらって、少しずつ進めると、楽しみながら余裕を持ってできると思います。お考えの方は是非!

コーヒーネット販売の確定申告、どうやってなにをしていくのか!?会計ソフトが最強

ひでふく珈琲 powered by BASE
国分寺のひふでく珈琲で直火焙煎したコーヒーの最新情報を発信!

コメント

タイトルとURLをコピーしました