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コーヒーネット販売の確定申告、どうやってなにをしていくのか!?会計ソフトが最強

コーヒーネットショップの確定申告 珈琲販売・談義

コーヒーを販売している方は確定申告されていると思いますが、どのようにされているでしょうか?

色々と楽なのは会計ソフト

今や会計ソフトはたくさんあり、これを使わないのはもったいない。私はフリーランスになってから初年度はエクセルを使ってやっていましたが、翌年からは会計ソフトに切り替えました。

初年度に会計ソフトを使わなかったのは

  • フリーランスを続けるか不透明だった
  • 本職(コーヒーではない)の売上と支出がシンプルだった
  • 帳簿の知識が全くなかったので勉強も兼ねたかった
  • 会計ソフトは有料なものが多かった

といった感じで、あとになってみると、確かに初年度苦労したおかげで帳簿の基本は勉強になりました。ただ、これが会計ソフトを使ってたらできなかったかというと、そいういうわけでもなかったかも知れません。まあ、でも、帳簿をつけるのは本当に大変なのだと身を以て体感しましたので、それは良かった。

もし初年度でフリーランスをやめていたなら会計ソフトは不要だったのですが、続ける気配になったので次年からは会計ソフトを使いましたね。

↓こんなやつです↓シェアナンバーワンらしい弥生

どれ使うか問題ですけど、個人的にはどれでもいいかと思います。と、言ってしまうと雑なんですが、個人によって求めているモノが違うと思うので比較サイトご参照ください。

ちなみに私はfreeeを使っていますが、その心は・・・あまり考えていませんでした。

が、きっかけはありまして、青色申告をしたときにfreeeのシステムを使って(無料)行ったので、結構便利な印象があって、アカウントなんかも作っていたので、続きで有料プランに切り替えました。

初年度は結構苦労したので、freeeで申告書まで作成できるのは本当に便利。なので満足しています。一番ベーシックなスタータプランです。

恐らく他のソフトも同じようなレベルだと思いますので、ご自分の用途に合ったものを選ぶと良いかと思います。

コーヒーをネット販売するために必要な会計処理・周辺知識

インボイス的な話

これが本当に・・・舌打ちもんですよ。ちなみに私はコーヒー以外の仕事がメインなこともあってひとまずインボイス登録はしましたけど、結果的に登録しなくても良かったかも知れません。ただ、これは人によって状況が違ってくるので一概に言えませんが、個人消費者向けのコーヒー販売のみであれば、登録しないほうが良いかと思います。個人消費者はこちらが登録者であろうとなかろうと関係ありませんので。販売相手が業者で、例えば喫茶店でのコーヒー販売のための仕入れの場合、もしかしたら登録業者でないと困るとか言われる可能性はあります。

私もこの制度はよく分からなくなるのですが、インボイスの登録(適格請求書発行事業者登録)は誰のためにやるかっていうと、売る相手のためにやるもんで、売る相手が「必要ありません」と言ってくれれば別に登録などしなくていい。

例えば、私がコーヒーの生豆を仕入れる際に仕入先登録していない場合、その商品を買った際に消費税を払っていないとみなされます(実際には支払っているけど、「証明できないんだから払ってないんでしょ」みたいな感じ)。その豆を焙煎して売る場合、消費税はいただくのでいただいた消費税を全部納めなければなりません。

もし、仕入先が登録してくれていたら自分も仕入れの時に消費税払ったと証明できるので、差額分だけを納めれば良い、ということ。

しかし、商売は安く仕入れて高く売るのが基本なので、相手が登録してくれていても赤字でない限り、なにかを支払うことになりますよね。

なので自分が登録するかどうかは、売る相手次第なのですよ。個人の消費者はコーヒーを買って飲んで楽しむだけで、そこからそれをまた販売することは無いはずなので、こちらが登録していようがしてなかろうが関係ないのです。

消費税は8%

コーヒーは軽減税率に該当するので、8%の消費税になります。生豆を購入する場合も、ネットで販売する場合も8%です。イートインは10%です。

参考:軽減税率の対象となるもの・ならないもの

主な経費

考えられる可能性で書きます。経費とはコーヒーを売るためにかかった費用です。

  • 仕入高:生豆の購入
  • 消耗品費:一番多いだろう。文具、包装関連、シーラー、などなど
  • 荷造運賃:商品の送料
  • 通信費:ネットや電話代(家事按分は必要)
  • 交際費:取引先があるならば、その相手への贈り物や接待費
  • 交通費:営業のために運賃が発生した場合など
  • 水道光熱費:コーヒー販売に関わる光熱費(按分は必要かも)
  • 広告費:インスタなどで広告した場合
  • 家賃:物件を借りている場合
  • 図書費:焙煎の勉強のために本を買った場合など

まだまだありそうですが、よく使われそうな項目です

会計ソフトの便利機能

通帳やSuicaと同期できる

一番助かったのはSuicaかな。私はほぼ毎日仕事で外出するので、手作業で交通費整理するのはまじできつかったです。会計ソフトと連携したらめちゃくちゃ処理は楽になりました。

通帳やカードも同期できますが、私は事業用の通帳だけ登録して事業用クレジットの同期はしていません。それに関しては手作業で入力のほうがややこしくないのでそうしていますが、このへんは人によりますかね。

クレカの場合は、事業用であれば、注文日と決済日がずれるという事になって割と面倒くさい。というのが手作業のほうが楽な一つの要因ではあります。

ネット販売業者との同期もできる

BaseやSTORESなどのネットショップサービスを利用している方も多いかと思います。これらとも同期できるのでこれは本当にありがたい。というのも、手数料問題ですよ。手数料の登録が地味に面倒くさい。本当は手数料取られるのも嫌だけど…システム使ってんだからしょうがない。本業にするならもう少し考えるかも知れません。

確定申告に必要な申告書まで作成して提出までできる

e-taxを使う方も多いかと思います。手作業で申告書を作成して提出したこともありますが、ソフトを使って提出までできるのは本当に便利。申告を作成するために必要な入力項目(生命保険料や給与の入力)を分かりやすく示してくれる。ログインには苦戦しますけどね。まあ、重要機密事項なので仕方ないのかも知れませんが、「マイナンバーカード何回かざすねん」とか1年ぶりに遭遇するログインのパスワード忘れて、時間取られるみたいなことも毎年やっています(笑)

時は金なりと毎年思う確定申告

初年度手作業でやってみて、2年目以降ソフトを使ってみて、今思うのは「時は金なり」ということです。

ただでさえ、理解に苦しむ税金関係。帳簿を元々判っている方ならまだしも、全く触れてこなかった人には難しすぎますよね。ソフトを使っても勉強は必要です。しかし短縮はできます。短縮できるのは作業時間です。それにまつわる知識は、勉強。ただ、使っていけば自然に勉強はできると思う。それくらいに便利な会計ソフト。月に換算すれば安いプランで月に1000円とちょっと。売上金額によりますが、それくらいの価値はあると思います。

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