別の記事でも紹介している小型焙煎器、和平フレイズの”煎りパン”は本当に軽くて小さい。
という宣伝がしたいわけではなく、焙煎をしまくりの私がたまに未だに使う名器なのです。
ちょっとだけ焙煎したい時がある
テスト焙煎
焙煎の重要な要素として、「区切られた焙煎時間をどのように調整していくか」というのがあります。時間の調整は直火焙煎の場合、火加減や環境設定になりますが、その辺は練習もあるし豆によっても全然違うので、もうそれはできるものとして話をします。つまりある程度焙煎を繰り返してきて色や様子、匂いで進み具合が分かっていて、火加減をうまく調整できる場合、時間の調整もある程度は思うようにできます。
実際焙煎してみて「あれ!?」って思うことがよくあります。それは良くない方の「あれ!?」です。私の場合、一度上手くいって、試しに全然違う焙煎を試しみてみたら不味くなった、というパターンです。もちろん自分的にはもっと美味しくしたくて焙煎方法を変えているのに、裏目に出たということです。そして反省をし、再チャレンジをするのですが・・・100g消費が結構難しい。家族でもいれば良いのですが、友人にあげてもそれでも余っていきます。普通に飲めば100gなんてあっという間だけど、テストを兼ねていると100gって多い。
多すぎる・・・ということで50g焙煎です。厳密には構造が若干違うので全く同じことができているわけでもないし重量が変わるだけ、難しくなりますが、それでも上手くできれば豆を無駄にしないで済みます。
この焙煎器の音が実はあまり好きではないのですが(神経にさわる)だんだん豆が膨らむと音も柔らかくなってきます。
これ手網というか厳密には鍋に近いんで、半熱風に似た焙煎になります。メリットはチャフで汚れにくいです。受け皿になっているので。ただ、私はたまにひっくり返したりしているのでチャフで汚れていますけどね。
50g焙煎の良いところは豆を無駄にせずに。更に重量も軽いので気持ちも軽くなります(笑)150gでも結構疲れますからね・・・
はじめまして焙煎
豆は世界中無数に農園があるので、はじめましての豆に出会うことも多いです。はじめましての豆は本当にはじめましてなので色々調べて焙煎計画を練ります。そして試します。大体100g単位のものが多いので、50g焙煎なら2回できますね。もちろんテスト的焙煎です。とはいえ、意外に1回目が1番美味しいパターンが多いんですよね。あれこれ考えて策を練るとあまり上手くいきません。
また、豆による進行具合も実際にやってみると想像と違うことも多いです。あれ?後半進み遅いな、みたいな。それは水分含有や密度によりますが、考えるだけではなく体感することも重要です。
お試し焙煎でダントツなクオリティな生豆
生豆なんてどこも変わらないでしょう!と・・・・思っていたら大間違い。やはり店によって全然違います。その違いはやはり新鮮さだと思います。個人的には一番最初のはじめまして焙煎はより新鮮なものを焙煎するのが良いと思っています。というのも、自分の中の基準がそれになってしまうからです。
COVA’s Coffee
私の中ではダントツで美味しいい生豆かと思っています。真空パックにしてくれているせいなのか、特に甘い豆に関してはその魅力が際立っています。おためしパックがいくつかあり、セットも単品もあります。
私が大好きなオルディアニA++もこちらで出会いました。
現実的なところを話してしまうと、安く買えるわけでないので、買って売るという流れの中ではコスパは悪いのかもしれませんが、自分の舌を鍛えて味を知ること、純粋に美味しい珈琲を楽しむことを考えたら決して高くはないと思います。
大山珈琲
もう少しコスパの良いところで大山珈琲さん。コスパがいいからって質が悪いわけではありません。十分に素晴らしいです。イルガG2はこちらで出会いました。真空パックではありませんが、新鮮さを感じます。
少量焙煎で自分好みのコーヒーを見つけよう
少量でやることのメリットとして、上記のこと以外に自分の好きな味に出会えるということです。あまり多く焙煎したり生豆を購入してしまうと、もし合わなかった時にそれこそ消費しきれなくなります。まずは少量で自分好みを探していくと、色々分かってきます。
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