コーヒー豆焙煎用手網のおすすめ人気ランキング5選!目的別に自分に適した手網を知る

コーヒーの手網焙煎は気楽にできる直火焙煎

コーヒーの焙煎には、直火焙煎・半熱風焙煎・熱風焙煎がありますが、直火焙煎は名の通り直接豆に火が当たる焙煎方法で、豆の個性を活かすには最高の焙煎方法と言われています。

2023年10月24日 | ひでふく珈琲
直火焙煎専門店
手網焙煎をやってみると珈琲がかわいくなる/

鍋焙煎も同じく手軽で後の掃除も楽なのですが、直火式の手網も魅力があります。

手網焙煎のメリットは?

手網は長くて20分前後は網を振り続ける必要があり、疲れる手段ではあります。また、均一に焙煎するのにもコツがいたり、火加減や気温によって再現性のある焙煎が難しいのは確かです。しかし、その分のメリットもあります。代表的なところでは一番肝心な”味”です。コーヒーの手網焙煎のメリットについて解説していきます。

直火焙煎の味わい

直火焙煎は豆の個性を表現するのには、半熱風と並んで最適な方法と言われています。手鍋とも違い煙は自動的にすり抜けていくので排気をする必要がなく、豆に煙の匂いが移ることはありません。

運動になる・無心になれる

これは超プラス思考かもしれませんが、網を振り続けるので運動になります。二の腕がきになる人にはなかなかの”ながら運動です”。また日々の生活に疲れ何も考えたくない時の気分転換にも最適です。料理もそうですが、無心に目の前の焙煎のことだけを考えれば良いのです。

手軽に楽しめる

焙煎を始めようと思って、高価な機械を突然買える人は大金持ちです。ましてややってみて今ひとつはまらないリスクもあるのに、なるべく手軽に試してみたい人の方が圧倒的に多いはず。鍋焙煎も同じですが、手網も気楽さは抜群です。お値段も手頃なものが多いので、コスト面でも安心です。

五感に働きかけてくる焙煎過程が楽しい

これも私個人的には重要です。焙煎過程の過程がありますが、簡単に言うと

  • 色がわかり金色になる
  • メイラード反応で良い香り
  • 1回目のハゼ(パチパチ音)
  • エキスが出てくる時の良い香り
  • 2回目のハゼ音

と簡単に並べただけでも五感を刺激する過程がもりだくさんなのです。更には豆の個性によって微妙に変わってきたり、自分で調整できるようにまでなると楽しさしかありません。

コンパクトで場所を取らない

物理的に大型の焙煎器より小さいので、収納場所にもこまりません。また、銀杏や大豆を煎ることもできるので用途が複数にわたりその点でも助かります。

キャンプでも使える

最近はキャンプを楽しむ人も多いですが、コーヒー焙煎という楽しみがひとつ加わると、また楽しみも増えるのではないでしょうか。ましてや自宅とは違い、ガズでははく薪や炭で焙煎できるので味わいも格別でしょう。次の朝の楽しみとして最高ですね。

コーヒー豆焙煎用手網の選び方

蓋の取れにくさで選ぶ

私も何回か経験があるのですが、振ってる途中に蓋が取れてしまうと、豆が飛び散り焙煎が台無しになります。何らかの工夫をすれば解決することもあるのですが、振ってるときにはできるだけ余計なことは考えたくない。なので蓋は取れにくいことに越したことはありません。取っ手を握るだけで開かない手網もあるので、とにかく激しく無心に振りたい方にはおすすめです。

観察のしやすさで選ぶ

蓋は取れにくいに越したことはないのですが、観察はし易い方が良いです。矛盾したことを書きますが、開きやすさも重要です。「網だからわざわざ開かなくてもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、直接見ると網越しに見るのには結構さがあります。焙煎度合いは色でも判断しますが、ほんのちょっとした違いで結構焙煎度合いが違うのでやはり直接観察するのが良いです。握るだけで開かない手網であれば、観察したい時には開きやすいのも魅力です。

握りやすさで選ぶ

木製の握り手はあつくなりにくく手に馴染む

手網のデメリットのひとつとして、手が熱いということがあります。結構近くで振る必要があるので下手すると火傷します。私はキャンプ用の防火手袋をしていますが、持ち手はできるだけ熱くならないほうが助かります。そういった意味で木製であればステンレスよりも熱くなりにくいです。また、素材としても手に馴染みやすいです。

握り手が細すぎると疲れやすい

これは、手の大きさや本体の軽さにもよるので一概には言えませんが、単純に手のひらに接している面積が大きいほど疲れにくくなります。つまりある程度太い握り手の方が疲れにくい可能性は高いです。筆圧がどうしても低かったり握力に自信がない方は太めの握り手の手網を選ぶと良いでしょう。

本体の軽さで選ぶ

これも疲れにくさに関係するところですが、本体が軽い方が疲れにくいです。200g以下のものもあるので筋力に自信がない方は軽いものを選ぶと良いでしょう。

焙煎する量で選ぶ

初心者は50g前後から始める

最初から大量に焙煎をする人はいないかもしれませんが、目安としては50g前後から開始すると良いでしょう。まず、シンプルに軽いので疲れにくく、少量なのでムラも出来にくく失敗し辛いです。50gでコップ3〜4杯分くらいの量になります。50gは結構少量なので手網も小さなものでも良いです。

いつまで経っても50gだけのコーヒー豆焙煎をする

1人なら100g程度が適当(手網直径15cm以上)

焙煎にある程度慣れてきたら、次は100gを目安にすると良いでしょう。100gもムラはできにくい量です。ただ、50gりは少し重くなりますのでつかれるかもしれません。ちなみに私は全く大丈夫でした(笑)手網は円形であれば直径15cm以上は欲しいところです。

商売用なら200g程度(手網直径20cm前後以上)

個人的にはコーヒーの手網焙煎の限界は200gくらいかと思っています。重さ、ムラといった点からそう思います。とはいえ、私は自分的ベストが150gなのでそれ以上は増やしません。ムラを出さないためです。しかし200gでもうまくできる焙煎士もいるので、この辺は個人差があるかもしれません。手網のサイズは直径20cm前後以上が良いです。

コーヒー豆焙煎用手網のおすすめ人気ランキング5選!

マルカ 焙機器 001057

私も愛用していてこれ以外は考えられないくらい気に入っています。まず、握るだけでスレない設計が最高。うっかり途中で蓋が外れる!なんてハプニングとは無縁。そして、焙煎できる量も他の手網に比べると200g程度まではできるので(練習は必要だけど)たくさん焙煎したい方にはおすすめです。個人的に気に入ってるのは、ヒックリ返しが自由自在なところです。逆にうと上下が決まっていないので、途中でヒックリ返しで焙煎することもできます。別にひっくり返すことで焙煎技術が上がるわけではありませんが、私は好きなポイントです。難点があるとすれば、握りてと網をつなぐ釘が出てきやすいので、たまには金槌で打ち込んだほうが良いということです。でも、毎回やる必要もないので個人的には許容範囲。

遠藤商事 TKG 焙煎機 BGV132

丸い形状が多い中で珍しい四角の手網です。資格の良いところは円形に比べて豆が広がりやすいところです。つまり、まんべんなく豆に熱が伝わります。更に言い換えると焼きムラができにくいということなので、ムラなく焙煎をしたい方にはグッドです(豆の種類によっても難易度はかわりますが)。あまり振らなくても熱が行き渡りやすいので、手網を振るのが疲れる場合にはおすすめです。ただ、蓋はなにかの勢いで開く可能性があり、豆をばらまいてしまう可能性があります。

新越ワークス 18-8ステンレスコーヒー豆 焙煎器

170gと軽く100g程度のコーヒー豆の焙煎にピッタリの手網です。蓋をして指で支えることができるのでうっかり蓋が開くのを防止できます。持ち手が平たい形状なので持ちやすさには個人差があるかもしれません。焙煎度合いの確認はしやすいですが、直接除きたい場合には蓋は少し開けづらいかもしれません。持ち手はステンレスですが熱くなりません。ちょっとした焙煎には最適ですね。

新越金網 手網焙煎器 BGV07

持ち手が木製なのが個人的には魅力です。持ちやすさは個人によってしまうでしょうけど、少し太めなので指だけのちからではなく手全体で握ることができるので、握力に自信がない方は多少太いほうが持ちやすいのではないかと思います。焙煎度合いのチェックのしやすさは良いです。100〜150gの焙煎に適しています。ただ、蓋は開きやすいので激しめに振りたい人はクリップで止めるなどの工夫は必要になります。

ヨシカワ 煎りパン ガス火専用 2005111

私が最初に手にしたものです。焙煎できる量は50g程度ですが、とにかく初心者向け。一番最初って焙煎にハマるかどうかもわからないので、とにかく手軽が良いと思います。安価で買えるのもとても魅力です。量も少量からできる。そして完全に網でもないので半熱風的に焙煎できるし、完全ではありませんがチャフも落ちにくい。上部は網になっているので覗きやすいし、蓋も簡単に取れない工夫がなされています。完全なる手網ではありませんが、荒業でひっくり返して直火にすることもできます。その場合は蓋が開かないように工夫が必要ではありますが、、、未だにたまに使用するお手軽煎り器です。

コーヒー好きなら一度は試してほしい!まずは気楽に手網焙煎を楽しむための方法・流れ

手網焙煎のイメージが膨らむ動画

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